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どうもみなさん。ホエホエパー。

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アーケードアーカイブスのドンキーコングをプレイしつつ・・

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プレイ動画

念願の配信でした。

池上通信機的な理由でアーカイブス化は困難なのかなとおいらは思いこんでました。

うれしいぞ。

 

 

概要

 

 

 

「池上通信機的な理由」とはなんや?

・・・ってことをメモっておく。

 

Wikipedia によると、1981年に「任天堂レジャーシステム」が発売したアーケード版「ドンキーコング」は、「池上通信機」という放送映像機材を扱ってる興和みたいな会社に開発を委託してるんですね。

おいらの地元にある北陸朝日放送がいつぞやに池上通信機のCM*1やってたので、「ああ、ここがドンキーコングを・・」って個人的に思ってたわけです。

 

発端は、任天堂が池上通信機に「ドンキーコング」の基板を無許可に複製する行為が、契約不履行であると著作権侵害として裁判になったんですね。

ですが、ゲームデザイン任天堂社員(宮本茂氏)によるものである事と、契約履行後の池上通信機の請求権不在を理由に、任天堂はこの請求を斥けました。

結局、この裁判は判決が下されないまま両者の和解で決着するんですが、池上通信機は、セガと仕事するようになるわけですね。

えぇ、えぇ。

 

池上通信機的なもの

池上通信機が開発された証拠が、内部データに存在しています。

ゲームデータの未使用(ボツ)、不採用でお蔵入りになったもの、バージョンちがいをまとめる海外のウィキサイト「The Cutting Room Floor」(おいらの大好きなウィキサイトです!)の記事を見てみましょう。。

Donkey Kong (Arcade) - The Cutting Room Floor

 

隠しテキストデータ

CONGRATULATION !

IF YOU ANALYSE

DIFFICULT THIS

PROGRAM,WE WOULD

TEACH YOU.*****

TEL.TOKYO-JAPAN

(ここに電話番号がある)

EXTENTION 304

SYSTEM DESIGN

IKEGAMI CO. LIM.

おめでとうございます!

よくぞ、あなたはこの難しいプログラム解析しました。

もし不具合がありましたら、お問い合わせ下さい。*****

電話番号(日本国東京)

(ここに電話番号がある)

EXTENTION 304

システムデザイン

IKEGAMI CO. LIM.

おいらの英訳ではこうですが、ちがったらまさに TEACH YOU!

LIM. ってのは、Limited. のことだろうか?

CO. LTD. じゃあかんのか?

 

おめでとう!

このプログラムに問題があると判断した場合は、

私たちはあなたに教えます。*****

Google 翻訳での答え合わせ。

全然ちがうやん!!

おいらは英語できない。

 

 

隠し画像データ

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上のは Ikegami Tsushinki Co., Ltd. の当時のロゴ?

下のは 左右反転してる文字がかっくうぃ~。

 

 

隠し音声データ

この音声データの秘密は公式で言及されたことに感激しましたね。

topics.nintendo.co.jp

上の記事によれば。。。

 

レディの「ヘルプ」と「ナイス」のボイスを使う予定だったんですね。

しかし音質がよくないため、「ヘルプ」は「ケルプ(海藻)」に聴こえるため、ボツにするも、ボイスデータ自体はロムに残されたままだったんです。

それぞれドンキーコングの「ギギッ」の鳴き声と、特徴的な「ピロポポンポン♪」の効果音に差し替えとなったようですが、結果的には良かったとのこと。

 

ちなみに上記の記事には触れられてませんが、1994年に発売のゲームボーイソフト「ドンキーコング」(Wikipedia)には、レディにあたるポリーンの「ヘルプ」ボイスがスーパーゲームボーイ用の音源として収録されることにはなったんですけどね。

海外版と日本版では、ポリーンの「ヘルプ」の声の高さが微妙に違うのかな?

知らんけど。

おいらがやってた時は、海外女性らしい色気のある低い声版だった。

 

なお、ゲームボーイでプレイした場合は、GB音源の「ピポ~」と、かわいらしい効果音になってる(上の動画の最後にある)。

無茶移植ってやつだな。

 

 

ドンキーコングのヒロイン

日本では、長らく「レディ」と「ポリーン」は、デザイン上の違いや発売時期の間もあってか別人扱いだったけど、「マリオオデッセイ」でのポリーン登場によって、あの時のレディはポリーンだったよと、ようやく海外の設定に合わせて同一人物設定になりましたな。

 

日本で作られたゲームなのに、どういうわけなんだよ?

任天堂、このやろう。

 

ポリーンの本名は、ダニエラ・ポリーン・ベルダッチ。

これは、洋画「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」に登場したマリオの愛人の名前。

映画本編では「ダニエラ」としか呼ばれなかったため、日本では「レディ」と「ポリーン」と「ダニエラ」とは別人扱いされたわけです。

 

本山一城せんせーのスーパーマリオの漫画*2では、「レディ」「ポリーン」を別々の人格として描きわけられ、ピーチ姫からマリオの浮気性を指摘されていたわけです。

いつぞやに、佐藤元せんせーが「レディ」と「ピーチ姫」を同一人物とする描写*3の4コマを描いたことで、任信読者に否定されたらしいですが、それと同じトーンで「レディとポリーンはちがう」言うのだから怖ろしい。

「マリオオデッセイ」が出るまでは、任信がやたら「レディ」と「ポリーン」と「ピーチ姫」の同一人物説を否定していく質が悪い時代が続いたわけです。

 

 

そんな任信を生み出した黒い任天堂のゲームの紹介でした。

おそろしい。おそろしい。

 

*1:「Ikegami」ってブランドだった。

*2:ゲーム本作に先駆けて、ルイージとデイジー姫のカップリングを「魔界帝国の女神」になぞらえて描いたり、ゲーム本編に出ないのにデイジーの活躍を描き続けた作品もある。

*3:どちらもピンク服なので、同一人物だとする意見もあったことは確か。

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